1月1日、午前4時30分。東京から車で2時間、ようやく大洗に着きました。既にたくさんの人が訪れていて、車はいっぱい。近くのコンビにも人だかり。でも、とても興奮していました。絶好の天候のもと、初日の出を拝めることは確実でしたから。その時まで、あと少し。ああ、待ちきれない!
6時50分。海岸に打ち付ける波は、まさしく「大洗」。波に脅えつつ、日の出スポットを目掛けて、堤防下の海岸を果敢に進みます。堤防の上は、既に人でいっぱいだったからです。その最中、ゆっくりと確実に出てくる太陽に見とれていると、ザッパーン‼️押し寄せる波から逃げ回る。何度繰り返したでしょうか。ようやく初日の出。打ち付ける大波も、元旦を祝福しているよう。完璧な美しさでした。
2018年!あけましておめでとう!良いお年を!キスを交わして、さて次は?
これぞ、神磯の鳥居!
日の出後も、波は容赦無く打ち付けてきます。自然に抗う力もない写真家は、堤防壁と波に挟まれて立ち往生。
堤防下を歩いていたのは、私たちでは、もちろんありません。みんな、波を避けようと走ったり、飛んだり、叫んだり。でも、遂にザッパーン‼️ああ、ズボンがびしょ濡れ…。でもせっかくなら全身の方が、良い禊になったかも?と考えている間にも、また次の波が!すごい迫力!
神磯の鳥居は、大波でも大丈夫!
鳥居は、大波に何度も打ち付けられても、ピクリともせず、逆に日の出と共に神々しさを増していました。
写真を見ても感動を感じなければ、写真の責ですね。
神磯の鳥居
神磯の鳥居は、その名の通り、磯に神が降り立った場所。大洗磯前神社には、この他に一の鳥居と二の鳥居があります。でもやはり、神々しさでは、この鳥居 (856年建立されたものの戦乱で荒廃。その後、水戸光圀公が1690年に再興。)が一番でした。
もう鳥居には飽きてしまいましたか?でも、もう少しお付き合いください!
岩にそびえ立つ鳥居
神磯の鳥居は、iPhoneにとっても厳しい物でした。この激しい波の中、どれぐらいのiPhoneがお亡くなりになったのでしょうか。水難事故に遭遇した物もあったでしょう。セルフィーで撮ろうとするご主人のために、頑張っても、逆光だったり、ご主人自身が荒波のためヘアスタイルもメイクアップも崩れていたりして、力をはっき出来なかった物もいたでしょう…。
フランス人歌手, Mylène Farmer’s のUn jour ou l’autre (One Day or Another)が頭の中で流れていました。激しい波音も響きます。降臨の場所。何かが私にも起きたのかもしれませんが、確かに魔法のような神秘的な雰囲気がありました。
終了!
日の出はもう黄色い太陽へ変わり、私も現実世界に戻りました。さあ、次の目的地に進みましょう!でもその前に、数ヶ月前に撮った神磯の鳥居も併せてどうそ。
穏やかな大洗海岸もまた格別ではありませんか?
大洗神磯神社は初詣の人でとっても賑わっていました。物思いにふけるには、少々うるさい…。そこで別の神社へと向かいました。
森の神社
2018年最初の日の、最後の朝日
もしこの神社を見つけたら、ご連絡ください。心待ちにしています。今は私だけの秘密の場所です(ここに行くには、かなり労を要します。頑張ってくださいね!)。
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