洞川温泉、山は見守る
巡礼者の宿、提灯の連なる通り、僧侶の眠気を覚ましたと言われる苦い薬。大峰山の麓の洞川は、1300年前から山伏たちの前線基地でした。温泉になったのは、わずか40年前のことです。
穴場
池島:半ば廃墟となった炭鉱の島
池島は、軍艦島に上陸できず残念に思う探検家たちの代替の島。しかし隣の影に隠れているとはいえ、ここは素晴らしい島だ!
祇園のコントラスト
有名で、期待されすぎるほどの一角。それでも京都は、祇園でその優雅さも、演出も、儀式も、人混みも、そしてもっともありふれた細部までも見せてくれます。
岩屋岩蔭遺跡、岩の下の太陽
下呂の森の中、巨大な岩の塊が小さな神社と、幾重にも重なる物語を抱えています。縄文の痕跡、怪物の伝説、太陽カレンダー説。岩屋岩蔭では、岩が舞台であり、記録庫であり、疑問符でもあります。ここの石は記憶が長く、もしかすると正確な時刻さえ知っているのかもしれません。
南無大聖不動尊、田んぼのほとりの炎
山形県鶴岡市、田んぼのほとりにひっそりと佇む不動の祪。赤い鳥居の奥に、火の神・南無大聖不動尊が控えている。神仏習合の名残りをとどめる、田舎の小さな祈りの場をめぐる旅。
穴場
シャトー三宝:日本の中世城郭?
スペイン風の中世城郭のような不思議な建物。幽霊が出るという噂も…
永平寺:規律のなかの静けさ
山でまどろむ大きな禅寺を想像して訪れた永平寺。実際にあったのは、規律にぴんと張りつめた、生きた曹洞宗の修行道場でした。
幻想的
廃墟の天然痘隔離病棟
日本の廃墟探索の定番として知られる結核患者のための廃墟病院を訪ねて。
楽な散歩
佐渡金山:金を流し続けた山
新潟沖の佐渡金山。凍てつく坑道、北沢の産業遺構、道遊の割戸の巨大な裂け目。壮観で、どこか後ろめたいユネスコ世界遺産を歩く。
秘境
謎のゲームボーイ型郵便受け
日本のどこかの山あいの小さな道に、巨大な灰色のゲームボーイが佇む。スタートを押しても、何も起こらない。かつての店頭デモ機が、いつしか郵便受けに姿を変えていた。
夜の東京タワー、森タワー屋上から
六本木ヒルズ森タワーの屋上、地上238メートル。秋の強風に吹かれながら見下ろす東京の夜景。
東京の怪談ツアー、お岩さんを訪ねて
廃墟探訪家は幽霊の存在に懐疑的なものだが、ある日たまたま幽霊狩りグループに加わることになった。