細い山道の奥深く、ひっそりとたたずむ霧と湯けむりに包まれた旅館。「泡の湯」は、歴史を感じさせる本館と新館からなっています。

湯けむりは、新館の手前に、でんと誇らしげにある大露天風呂からのもの

覗き込むと、白骨温泉名物の乳白の湯が見えます。

周囲は旅館以外は何もなく、見上げると高い空と木々のみ。自然の真ん中で、季節を味わいながら、源泉かけ流しの湯につかる。なんとも贅沢なひとときでした。日没後の大露天風呂は、幻想的な雰囲気がましていました。


内湯では「空気に触れて白くなる」前の透明な源泉も楽しめます。温度は37度とやや低め。

駐車場に、ちょこんとある飲める温泉水。白骨名物の天然カルシウムで色付けされた岩肌が可愛らく思えました。

食事は、部屋食でなくても半個室のため落ち着いていただけました。朝夕ともに美味しかったのです。夕食後お部屋に戻ると、小さいなおむすびが用意され、女将さんからの一言手紙が添えられていました。心遣いを感じ、ほっこりした気持ちになりました。英語を話せるスタッフがいるので、外国の方にもおすすめです。
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