すばらしい弓池を鑑賞したあとは白根山山頂に向かうよ！ご覧の通り、登っていくのは我々だけじゃない。
すこし登っていくと（10-15分くらい）、湯釜湖に到着する。なんて素晴らしい眺めなんだ！エメラルド色の噴火口湖はそれ自体がほとんど無人の景色に囲まれ、澄み切った青空に覆われていている、そして遠くのほうにひとつの雲筋が横たわっているんだ。それによって他の惑星にいるんじゃない、地球上にいるんだってことを思い起こすことができる。
安全上の理由からすぐ近くに行くことは禁止されている。実は、湖の水はかなり酸性でチャツボミゴケ湿地帯のそれよりさらに酷い1.2pHもあるんだ。真の火山性の胃液ってことだな・・・27メートルもの深さがあるんだって。
湯釜はお湯の大鍋を意味するんだけど、実は温泉とは程遠く、ここの水は周辺の気温と変わらないたったの2度か3度しかないんだ。バンビだって水浴びできるくらいだけど柔らかい毛並みは保てないだろうな。
この火山がここ最近多くの噴火を繰り返していたとしても大多数の死者は出なかった（1973年に3人）。それに対して、ここから120kmはなれたところにある火山はもっと活動的だ。浅間火山だ。2009年に噴火から出た灰はなんと東京まで達したんだ！
廃拠で紹介している浅間火山博物館についての記事で浅間山の写真が何枚かあるよ。廃墟が見たかったらどうぞ見てみて。
僕達は反対側にあるロープウェイに乗るために下っていった。この日は殆どもう終わりかけていて、帰り道に僕は色とりどりの小さな木立に囲まれたいくつかの池や湖に気がついた。見に行ってみよう！
太陽は思っていたよりも早く沈んでいってしまうんだ。日本では太陽は早い時間に昇り、早くに沈んでしまうということを認識してなきゃいけない。フランスでは太陽を見ながら時に外での夕食が慣習になっているけれど、ここでは本当に不可能なんだ。そしてもちろん秋はもっと日は短い！
情報をいくつか、ここに年間を通しての日本の日の出と日の入りの平均時間を載せておくよ。
3月 : 5.50 – 17.50 – 日照時間12時間
6月 : 4.20 – 19.00 – 日照時間15時間
9月 : 5.20 – 17.50 – 日照時間12時間
12月 : 6.40 – 16.30 – 日照時間10時間
早く起きた方がいい、僕の友人達はなぜ僕が週末に3時もしくはそれよりも前に置きだすのかよく分かっただろうな、ってことを今確信したよ。
つまり、太陽はもうすっかり沈んでしまっているので急がなきゃいけないってことだ！でも道中にちょっとしたサプライズがあったんだ。横手山の景色を楽しむには完璧な光だったんだ。
さあ僕等は今丸池に到着した、ちょっと遅い時間だったけどすべてが闇に包まれる前に写真を撮る5分間が残されている。
光が消える・・・
そして僕等はほとんど闇に包まれる・・・
今はもうほんとに夜になってしまった。僕等は近くにある漫画喫茶に駆け込んだ。ほんとは震えながらでも、山の頂上に立ってもっと長く写真を撮っていたかったんだけどな・・・
僕を完全に動けないほど凍てつかせるのに5分とかからなかった、でも景色はすごく最高で、ここにいた価値があったよね？
秋はもうとっくに終わってしまった、なので・・・またすぐに？おっと、この最後の行はね、12月25日に書いたものなんだ、だからメリークリスマスってみんなに言わせてもらうよ、楽しいパーティーを、そして新しい年も沢山楽しいことがありますように！
トトロタイムズを支えてくれてるみんな、本当にありがとう、そして日本に会いに来てね。沢山のキスを送るよ！
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