大平和祈念塔、通称PLタワーは、大阪南部の富田林市にある。高さ180メートルのこの記念塔は、1970年にPL教団(パーフェクトリバティー教団)によって建設され、人種、民族、国家、宗教を問わず、あらゆる時代の戦争犠牲者への追悼を捧げている。

パーフェクトリバティー教団は、1924年に御木徳近(元禅宗の僧侶)によって創設された宗教運動である。現在、世界中(10カ国以上)に100万人以上の信者がいるとされている。信者たちは21の教訓に従い、その第一条は「人生は芸術である」である。彼らの精神的指導者は「おやさま」と呼ばれている。



教団の本部は富田林のすぐ隣、羽曳野市にある。PL教団は病院、ゴルフ場、その他のスポーツ施設を運営している。また、全国高等学校野球選手権大会(夏の甲子園)に定期的に出場することで知られるPL学園も所有している。


ガウディ建築を彷彿とさせるこの塔の独特なデザインは、天を指す指のような形をしている。設計は二代目おやさまである御木徳一による。日建設計が施工を担当し、当初はテラコッタで計画されていたが、最終的には耐震性に優れた発泡粘土とコンクリートの混合物が使用された。

毎年8月1日には創設者を追悼する式典が行われる。「教祖祭PL花火芸術」として知られるこのイベントは、壮大な花火大会で地元の人々に特に人気がある。


塔の内部は観光名所ではなく礼拝の場であるため、通常は自由に入ることはできない。ただし、世界平和を祈るために2階の聖堂を訪れることができる場合もある(信仰に関係なく)。かつて一般公開されていた1階の展望台は、現在は閉鎖されているようだ。
