沖縄でのある日、一面に青空が広がっていた。ためらうことなくパラダイス行きの始発の船に飛び乗った:竹富島行きのね。そこは石垣島からたったの10分(40km)のところにあるんだ。
竹富島
この人口300人程度しか住んでいない小さな島は観光業で成り立っている。僕が行った時は11月だったから、観光客より地元民のほうが多かった。よかった。その上、今日の訪問客の多くは海辺にいるか水牛ツアーに参加しているようだ。だから僕等は、とっても静かな通りを歩くことができた。本当に平和な場所だよここは。
竹富というのは、その島の大部分を占める小さな村の名前だ。砂の小路や低い石壁が通りの特徴で溝みたいになっている。家々は琉球王国の典型的なもので、きちんと手入れがなされている。目の保養になるし、とりわけあちらこちらで満開のブーゲンビリアが最高。そんなところを歩いているよ。
シーサー
上の写真でとっても可愛らしい二つの小さな赤いのに気づいた?シーサーだよ。竹富島にはいたるところにいるんだ。
シーサーは、獅子と犬の中間のような動物だ。沖縄では、彼らは悪霊から家を守る役割をしている。聖水とかキリストが架けられた十字架とかより断然いいよね;)
でもシーサーの由来って?
那覇港のある湾に、まんだんばしという村があってそこは、海に住む龍にしばしば襲われていたそうな。龍は心ゆくまで村人を食べたり家々を破壊したりもした。村人たちは途方に暮れていたんだ。
ある日、王様がその村を通りかかった。メッセージを伝える為に地元の巫女によってある少年がその王様のところへ遣わされた。龍の攻撃はとても切迫しているが、王様はそれを解決するあるモノを所有している。どうやらそれはネックレス(中国の密使からの贈り物)で、たいそうお気に入りであるがために、常に衣服の下に身につけていた。それはシーサーの小像がついたネックレスだった。
王様はもちろんその話を真剣に聞き入れてくれた。少年はそのネックレスを受け取り彼は断崖に赴き、今にも現われそうなその龍を待った。そして彼は空にその小さなシーサーを掲げ強大なパワーで叫んだ。とその時巨石が空から降ってきて龍の尻尾に落ちた。龍は動けなくなり、小さな火を吹きながら死んだ。こうして村は救われたのである。
それからというもの、雑草や植物、そこに生える木々がその岩と龍の上に生えた。今でもおおはし橋の近くでそれが見られるんだよ。
誰もその本当の由来は知らない。でも確かなのは、中国から来た唯一のシーサーはこの忌々しい龍によって村から取り払われたんだってことだ。
それじゃあ今から沖縄の、特に竹富のあちらこちらで見られる屋根の上や家々の壁に配置されているシーサーを見てみよう。よかった、だってほら可愛らしいじゃないか?
海辺
竹富にはとっても静かで船とか全くない海辺もある。リラックスするのに最高だよ。そこは小さな宝物が隠されていることでも知られているんだ。
海辺の砂は小さな星のカケラが含まれているんだ!砂っていうのとはちょっと違うんだけど。
この小さな星のカケラは実は浅海の海底に附着して生息する有孔虫の外骨格なんだ。星砂はもっとも古い化石のひとつだとも言われているんだ。
それらを観察する一番よい方法は、ちょっと湿らせた砂を手にくっつけてみることで、転がしてみたり良く注意して見てみることだな。その中にいくつか見つかるはずだよ。
星砂は小瓶に入れられて売られてもいるよ、でも、これを買うことによって絶滅しちゃうってこともありうるんだな、だからそれは買わずに海辺でビールでも飲んでいたほうがいいね:)
忘れられない一日だった。竹富は今のところ僕にとって一番最高の思い出の場所だよ。
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