忙しい一年でしたが、廃墟探索の時間は少しですが作れました。では、Let’s go!
16. クリニックの家主は野良犬!
私は、日本でたくさんの廃墟の病院を探索しました(廃墟の病院、廃墟のクリニックを検索してみてください;))。正直、目新しいものが少ない中、このクリニックは、とても良かったです。場所は東京近郊で、探索も楽しいものでした。ただ、ここが野良犬の住処となっていたことは予想外でした!野良犬に気付いた時は、怖気づき、気を取りもどすには少々時間がかかりました。中に入り、犬にそまで歩み寄ると、犬は虚ろな目で私を見上げ、二階へと上がりました。私も続けて2階へ。そこはジブリ映画に出てくるような階でした!(廃墟が好きでないにも関わらず一緒に行ってくれた友人は、クリニックの外で心配しながら待ってくれていました。)満喫し、下に戻ると、家主(野良犬)は先に降りていました。少し寂しげな彼に挨拶をして、おいとまをしました。
15. ニッチツ学校
思い出は常に変わっていくものだと思っています。自分が変わると、思い出への見方が変わるからです。思い出となっている場所もそうでしょう。ニッチツを初めて訪れたのは2011年。当時も今も、ニッチツは有名な廃墟スポットでもあり、今でも現役の炭坑です。そんなことから、この場所は3年前に初めて訪れてた時から変わっていないように感じていましたが、私事では様々な変化がありました。そんな3年間を振り返りたい気持ちがあり再びニッチツ学校を訪れ、昔の生徒や、3年前の自分に思いを馳せました。
14. 京都の廃校
大阪在住のフランス人の友達に会いに行ったついでに、京都に住んでいる廃墟仲間のだみあん(Damian is on Flickr)に会いに行きました。そして2名のモデルと共に廃校に行き、校庭で美味しいお昼ご飯をいただき、モデルの写真をとりました。とっても楽しい1日でした!
余談ですが、ご興味があれば廃校に関するこちらの記事も読んでみてください! → 日本の廃校
13. 北海道の奔別炭坑と幌内炭鉱
私は北海道が大好きで、今年も2回行きました。1回目は、私の旅仲間、愛理ちゃんと!愛理ちゃんは、廃墟愛好家ではないんですが、写真と体験が大好き女性です。そんな彼女と、昔行って楽しっかた二つの廃坑、奔別炭坑と幌内廃坑に行ってきました!北海道は、本当に素敵な廃坑がたくさんあります。ですが、ここはやっぱり景色の方が素敵だと思います^^
12. 炭坑村のクリニック
北海道にある炭坑の半数は、廃坑です。このクリニックの状態はひどいものでした。壁は崩落し、外からは傾いていました。しかし、手術室は、今でも使われていると思えるほど、不気味なほどに、とても綺麗でした。
11. タウシュベツの橋
北海道の右側に位置するタウシュベツの橋を歩くことは私の夢でした。しかし、予想外にも4kmにもわてるこの橋は、通行を禁止されていました。理由は熊!なんで?!しかしながら、しっかりと目を見開き、大音量で、大声で話しながら、結局は行ってしまいました!(あくまで個人の責任です。)
10. 忘れさられたプール
ここは廃墟となったプールです。早朝に、モデルを依頼したダンサーの友達マナと行きました。プールは、周囲が鉄格子で囲まれており、登る必要がありました。「本当に大丈夫?」と私が確認すると、初廃墟のマナは「もちろんよ!」と、堂々しており、ちっちも怖がっていませんでした。そんな彼女のおかげで、寂しげなプールに、束の間の生き生きとした瞬間が戻りました。
9. ストリップ・クラブ
夕暮れが、古い昔のストリップ劇場を照らします。冬なのに、異様に暖かな日でした。ダンサーマナのショーが始まりました。日没同時に、壁にスポットライトが当たります。セクシーで小悪魔のようなダンスで、忘れ去られた享楽の時が蘇りました。
8. 池に眠る神社
3・11の地震のために、今だに外国人観光客の足は遠退いていますが、福島は間違いなく、日本で最も美しい街の一つです。この写真は、磐梯山の噴火によって出来た湖の横に佇む鳥居です。この鳥居の神社は、湖に沈んでしまいました。噴火の時に、村ごと沈んでしまったのです。昔は、祭囃子で賑わったかもしれない鳥居。この時は、夕暮れの静寂に包まれていました。
7. 山梨の廃校
山梨の廃校で、さとみちゃんの可愛い姉妹と楽しいひと時を過ごしました。彼らは、廃墟が大好きでモデルを買って出てくれました。この廃校には最適なモデルでした!私たちは、撮影のため、物語を設定しました。入学式、クラス替え、音楽を聞いたり、外で休憩をとったり、と行った話です。彼女たちは、他の廃墟でも活躍してくれてました!素敵な一年をありがとう!
6. ロイヤルハウス
森閑に佇む完璧な洋館。日本のミステリーに出てきそうなお家です。登場人物は、さしずめお金持ちのイギリス人実業家か、はてまたエリザベス女王か?
もし、この家をまだご存知ないのなら、森閑の廃墟と ロイヤル・ハウス:今昔物語を確認してください。今までは、その結末は謎でした。でも今は、大丈夫。この一族の末裔になりきったあいちゃんが、全てを解き明かしてくれるでしょう。
5. 奈良ドリームランド
4回目となるNara Dreamland奈良ドリームランド。いつも驚いたり、怖くなったりする特別な場所です。でも、今回は他の方も来ていました。懐中電灯も見えましたし、声も聞こえました(実際、少し話しました)。でも知らない人でした。今回のパートナーは、フランスから来てくれてた友達のマチュー(彼も写真家です。)満点の星空の下、今となってたはさびれてしまったジェットコースターに二人で登りました。素晴らしいひと時でした。
4. 下町
「下町」には、古い建物がたくさんあります。中でも千駄木、根津はお気に入りの場所。江戸時代からの建物も見られ、情緒ある雰囲気を残しています。
3. 小串炭鉱
「見て見て!あの鹿、面白い!あ!熊がいる!大きくて丸くて太ってる!」廃墟仲間のミミちゃんは、楽しそうに驚きの声をあげました。彼女にとって、初めての熊。私には、福島で初対面後の2回目の対面。真面目な話、日本には熊がいっぱいいます!だから山に旅行に行くときは、必ず小さな熊よけの鈴を持っていきます(後、三脚も。とっても便利)。夜に小串炭鉱に行くと決めたからには、注意が必要です。炭鉱付近に駐車後、お気に入りの曲を大音量で流しながら(熊避け対策)、写真をとり、天の川の下で踊りました!静かに眠っている熊には、さぞ迷惑だったと思います。ごめんね、熊さん。
2. ニッチツ廃鉱
初ニッチツ廃鉱でした。簡単にいける場所ではありません。過去に2回行こうとしましたが、断念したくらいです。でも今回は、愛嬌たっぷりの廃墟仲間、じゅんや君のおかげで、秋の廃鉱をバッチリ楽しめました!ニッチツ廃鉱のことは、別でまたレポートしたいので、待っていてくださいね!ところで、彼女はジョアン。僕の同僚です♫
1. 軍艦島
奈良ドリームランド同様、軍艦島への探検は2014年で4回目となりました!今回は、とある企画を胸に、ご機嫌な仲間の愛理ちゃん、マルタンと行きました!マルタンにとっては、夢が叶った日でした!島の頂上で1時間ほどお昼寝もしました。午前中、元島の住民、坂本道徳氏が私たちを彼の思い出の場所に連れて行ってくれました。そこは本当に素敵な場所で、2014年の旅のなかでも、もとも美しい思い出に残るものでした。まだ軍艦島をよく知らないかたは、私のこちらの記事( 軍艦島:写真と記録)もご覧になられてくださいね。
以上が2014年のベストでした!2015年と2016年はこちらです、英語で:Best Abandoned Places in Japan 2015-2016. 2013年はここ。
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