京都府にある漁村、伊根は丹後半島の東端に位置しています。若狭湾沿いに5キロにわたって広がるこの本格的な集落は、伝統的な漁師小屋(舟屋)の建築で知られています。「舟屋」という日本語は文字通り「船の家」を意味します:舟(ふね)= ボート、屋(や)= 家。

水上に建てられた舟の家
舟屋は水際に直接杭を打って建てられ、漁船の格納庫として使用されています。現在、村には200軒以上の舟屋があり、今も海の恵みで生計を立てる地元住民によって使われています。




海に面した1階には漁船が格納されています。2階は伝統的に漁網の準備や収納スペースとして使用されていました。ほぼすべての舟屋には、家族用の新鮮な魚を保管する大きな漁網があります。





家族の家(母屋)は通常、舟屋の向かい側、道路を挟んだ場所にあります。しかし、親戚の訪問を受け入れるために、舟屋の2階を別館に改装した所有者もいます。




宿泊施設やゲストハウスとして利用されているところもあり、部屋を借りることもできます。そこに泊まれば、夜明けに湾の景色で目覚めることができます。



観光地となった漁村
現在、漁業に使用されている船のほとんどは伝統的な木造船よりも大きいため、小屋に収まらないかもしれません。その場合、船は舟屋の中ではなく、前に係留されます。





この村はかつて捕鯨で有名でしたが、近年は人口が減少し、若者の多くは都市で働くために去っています。
1975年、舟屋は伝統的な建築的価値と地域的重要性から、保存すべき文化遺産に指定されました。それ以来、観光業がますます多くの訪問者を引き寄せています。



一番の人気は、湾を巡りながら鳥(特にミサゴ)に餌をやる遊覧船です。