外泊(そとどまり)村は、愛媛県の四国島の最西端、愛南町にある。「石垣の里」として知られ、2007年には「日本で最も美しい歴史的環境100選」の一つに選ばれた。

外泊:次男たちの村
外泊は江戸時代末期から明治時代初期にかけて建設された。当時、隣接する中泊村の人口が急速に増加していた。全員を収容するスペースが足りなくなり、村長は各家の次男(または末弟)にここへ移住するよう提案した。こうして新しい村が生まれ、外泊(「ソト+トマリ」=外泊)と名付けられた。




村は坂井半島西部の入り江に位置し、内海を見下ろす急な斜面に立っている。強い季節風や台風から守るため、家々は城壁のような高い石垣で囲まれた。







当時、漁業が村の主な生計手段だった。男たちは海に出て、女たちは家を守った。そのため、台所は海に面して設けられ、「遠見の窓」と呼ばれる窓から、女たちはかまどに立ちながら海に出た夫の漁船を見守ることができた。


曲がりくねった絵のような路地
人口は徐々に減少し、現在では家屋の一部は消えてしまったが、石垣はそのまま残っている。村は今も観光客、特に石垣の路地という独特の風景を愛する写真家たちの立ち寄り場所となっている。

毎年、雛祭りを祝うため、村の子供たちは雛人形を描いたカラフルな石を作り、「だんだん雛祭り」で展示する。これらの作品の一部は一年中見ることができる。



村の最上部には、だんだん館がある。地元の特産品を提供し、海と下方の村を一望できるパノラマを楽しめる、訪問者のための休憩所だ。



外泊から遠くないところに、瀬戸内海の最南端である高茂岬がある。夕日の名所として非常に有名な眺望スポットだ。
