長野県の山深い地域に位置する上高地周辺は、大自然とフォトジェニックなパノラマを愛するハイカーにとって多くのスポットを抱える。今日は中部山岳国立公園を散策し、涸沢カールを訪れる旅へお連れしよう。

涸沢カール、日本アルプスの中心
「カール(cirque)」とは何か?サーカスとは無関係だ!地理学では「カール」という用語は、氷河の侵食によって形成された、急峻な壁を持つ円形の谷を指す。






涸沢カールは標高2,300メートルに位置する。紅葉(こうよう)の鮮やかな色彩を眺めるのに最高のハイキングスポットの一つとして知られている。




日本アルプスの中心に位置する涸沢は、日本最大級の氷河カールの一つだ。前穂高岳、奥穂高岳、北穂高岳といった高峰に囲まれ、秋には雪を頂いた峰々を背景に色とりどりのパノラマを見せてくれる。




ここは秋の到来が最も早く観察できる場所の一つでもある。標高のおかげで、9月中旬から葉が茶色、オレンジ、赤の色合いに染まり始める。
台風の日のハイキング…悲喜こもごも
フォトジェニックな秋の景観に加え、涸沢カールは穂高岳の山頂登山の出発拠点でもある(こちらは経験豊富な登山者向け)。

一方、涸沢カールへのアクセス自体は、初心者でも比較的容易だ。



上高地バスターミナル(1,504m)から、往復30kmのハイキングは標高差800mで2日かけて行う。それほど大変ではない…ただし私のように台風の日に当たらなければ!








最初は、ハイキングの大部分が森の中を進む――この区間はかなり長く、退屈に感じた。しかし山道に入ると、開ける景色はぐっと興味深くなる(写真がその証拠!)。



涸沢カールに到着すれば、テントで、あるいは2軒の山小屋(涸沢ヒュッテ、涸沢小屋)のいずれかに泊まることができる。これらの山小屋では食事も提供している。



周囲の山々を360度見渡せるこの景色に向かいながら、熱い一杯のおでんやラーメンを味わってから、同じ道を下って戻ろう。
