
八角トンネルは、熊本市の南東にある美里町にあります。列車はもう走っていませんが、この謎めいたトンネルは旧鉄道路線の遺構です。
熊延鉄道は1915年に南熊本駅と美里を結ぶために建設されました。八角トンネル(文字通り「八角形のトンネル」)は、この山岳地帯で落石や地滑りから路線を守るために作られました。

構造物の屋根と骨組みは、従来の半円形トンネルのように完全に閉じていません。実際、このトンネルは外部に開いた7つの八角形のリングで構成されています。この場所を取り巻く神秘性から、「異次元への扉」や「タイムマシン」というニックネームがつけられています。


この種の建造物ではほとんど使われない八角形の形状の理由は大きな謎です。なぜ当時の技術者たちはSF映画に出てきそうなこのスチームパンクなデザインを選んだのでしょうか?その答えを本当に知る人はいません。

多くの人は建設コストを削減するための試みだと見ています。他の人々は、これが通過する列車を最もよく保護するための最も強い形状だったと考えています。別の仮説は単純に「それがコンクリート型枠の形だった」というものです。


路線は1964年に廃止されましたが、60年経った今もトンネルは健在です。
八角トンネルは日本の産業の過去の幽霊となりました。ゴシックな雰囲気は、SNSでこの場所を発見した観光客を魅了しています。トンネル内の光の戯れに感動する人もいれば、「異次元」に運ばれることを喜ぶ人もいます。