高山稲荷神社は、稲荷大神を祀る神社です。青森県の北部、つがる市の丘の上に鎮座しています。

高山稲荷:北の伏見稲荷
高山稲荷神社は鎌倉時代(1185〜1333年)に創建されたと伝えられています。当時この地域を治めていた有力な安東氏が、祈願所として建立したとされています。かつては「山王神社」と呼ばれていましたが、江戸時代末期(19世紀半ば)に現在の名前に改められました。



朱色の鳥居が連なる参道は、日本の稲荷神社に共通する特徴ですが、ここでは特に見事です。
この神社は五穀豊穣、海上安全、商売繁盛のご利益があるとされています。農家、商人、経営者など多くの人々が、事業の成功を祈願しに訪れます。



京都の伏見稲荷大社の小型版ともいえる高山稲荷神社は、「北の伏見稲荷」として知られています。鳥居は約200基で、京都の1万基以上には及びませんが、その美しさは格別です。


山頂へと続くこの参道は「千本鳥居」と呼ばれています。ただし、どちらの神社にも実際に千本の鳥居があるわけではありません。「千本」(せんぼん)という言葉は、正確な数ではなく「鳥居のトンネル」や「無数の鳥居」を意味します。



これらの朱色の鳥居は、信者からの奉納品です。そのため、参道は時代とともに少しずつ延びてきました。
稲荷神社のもう一つの特徴は、神の使いである狐の存在です。
稲荷大神
稲荷大神は、狐、稲、豊穣、酒、農業、産業、繁栄、成功など…実に多くのご利益を持つ神道の神様です。

稲荷大神は、男性、女性、または両性具有の姿で表されることがあります。単独で祀られることもあれば、三柱または五柱の神々の集合体として信仰されることもあります。







純白の狐は稲荷大神の使いです。
伝説によると、稲荷大神は日本の国生みの時代に天から降臨しました。白い狐に乗って天から降り、人類に穀物と種を授けたと言われています。



稲荷大神は日本で人気の高い神様で、全国に約3万2千もの神社があるとされています。漫画やアニメなど、大衆文化にもよく登場します。