前に私が日本のベスト廃墟リストを作ってからもう2年になるので、今アクセス可能な場所についてもう少し書きたいと思います。ご存知の方もいるように「廃墟」はデリケートな分野です。私が場所の情報をシェアできないのは、地元コミュニティに対し敬意を払っているためと、あと特にこれらの場所がリスクにさらされるからという両方の理由のためです。でも皆さんはきっとこれらの写真を見て喜んでくれると思うので、ここ2年間の私の廃墟探検ベスト25の写真をお見せします。
25.神の学校
山形県の山が連なる小さな村で偶然見つけたこの小さな学校は、短いけれどワクワクする探検でした。ここについて何の情報も得てなかったのですが、体育館のきれいさに良い意味で驚かされました。生と死のはざまで時が止まったかのようでした。
24.磐戸鉱山
友達の和さんとはよく星空の下で廃墟の写真を撮ろうとします。この時は運悪く空は雲でいっぱいでした。でもその効果もなかなか面白いものとなりました。磐戸鉱山に入るのは到底無理だったけれど、正面部分はとてもグラフィックでした。
23.月の火葬場
この送り方で月まで行けるかは分かりません。ファンキーな探索とは程遠く、この火葬場に足を踏み入れた時震えてしまいました。陰惨な雰囲気はぞっとするんだけれども、それと同時に魅力的でもありました。長居はしたくなかったですけど笑。
22. ひるがのハイツホテル
マイナス5度とアラーム、言い換えればこの廃墟ホテルはもう二度と行かないということです。リスクが大きすぎます。でも私と友達はアニメ「君の名は」に出てくるの場所に行く途中にここあったから行きました。これらの写真は星空の下、足元には雪があってきっと良い思い出になるはずです。こちらのリンクに日本語でこの場所についての説明があります。
21.にえかわの学校
どうやって子供達は学校に通ったのかな?私達は日本アルプスの舗装されていない道路を通ってそこに辿り着きました。周りは何も無い田舎で、でも素晴らしくリラックスできる場所でした。鳥がさえずり腹ペコの虫がいて、夏の暑さは軽やかな森の風で散らされて、型にはまらない静かな雰囲気の中にそれら全てがありました。
20.ジョーディーと味噌工場
小さな廃墟の学校からの帰り道、何も起こっていなさそうな村に通りかかりました。興味を引かれた廃墟の建物の前に私は車を停めました。建物は廃墟に違いないけれど、裏手にある二つの厚い板の間から入れました。そこが何の建物かさっぱり分からなかったけれど、私の日本人の友達が味噌工場だと気付きました!最初の発見だったので、とても不思議でした。
19.産婦人科の廃墟
産婦人科にそれまで行ったことがなかったんです。それにこれからも行くことがあるかどうか。笑。この場所は驚きで、飛んでいるほこりの粒子でより際立った幻想的な光で満ちていました。オペ室、診察室、病室が何室かあって、この場所はきっとたくさんの誕生や死をその時代目にしてきたはず。大丈夫、訪れる人は死にはしないから。
18. 髑髏塔
私とますみはどうやって登るか悩みました。ここは木々に囲まれた道路そばの小さな塔です。何階か建てですが、下2階は崩壊しています。塔に入る唯一の方法は散らばった瓦礫を重ねて橋のようなものを作って、小さな窓から入ります。これが大変!中はというとなかなか興味深い光景です。並べられた頭蓋骨の祭壇にろうそくがたくさん。そこで本当は何が行われていたのか? 見る人の想像にお任せです。
17. 白沢峠の廃ダッジ
私は新緑と花に囲まれた素敵なモデルさんの春の光景を夢見ていました。なのでダンサー友達のレイナにこの短いハイキングについて来てくれないか頼んだわけです。行ってみてすぐにその予定は変わることになると気付きました。雪の中ハードなハイキングを3時間して、やっと私達は古いダッジに着きました。死んだ木々、雪、氷のように冷たい風の中、レイラは彼女の普段の環境と真逆の世界の中、美しくコントラストをなしてくれました。
16. 善光寺
星の輝く夜、廃墟で。でも、私が一緒なのは誰?このお寺は何度か映画に使われ、アニメにも出てきました。もしファンの方ならどのシリーズに出てきたか簡単に分かると思います。
15. 白い廃校
彫刻コースかアートプロジェクトかやばいトラフィッキングか。この学校が真っ白なのはなぜ?沈黙の学校探索は今やゴーストのみが知るところ。
14. 化女沼レジャーランド
化女沼ではちょっと自分の年を感じます。初めてこの場所を訪れたのは・・・なんと2010年!ずっと観光地化したことを除けば、変わっていません。写真をたくさん撮っている自分に気付きました。笑。リラックスし、自分のスキルを磨くのに完璧な環境だというのはその通りです。地元コミュニティの団体がこの場所を残し、温泉が出ている事実を活かして温泉施設をオープンさせたがっています。
13.摩耶観光ホテル
ここも初めての探索ではなく、ここ何年かで何度かすでに訪れています。でも今回の訪問は違いました。グリーンルームが1つじゃなく、2つだったんです!私が何のことを言っているのか分からない方は、こちらで摩耶ホテルに関する私の記事を読んでみて下さい。この部屋はおそらく以前は閉まっていたはずで、もう一つの小さな部屋とよく似ているけれどコンディションはもっと良いです。
12.天文学の学校
奈良に住んでいると多くの場所から遠くなるけれど、住んでなければ訪れることはなかっただろう場所に近づけてくれる。この学校はそんな場所の一つです。この日の私の探索はあまり面白いものではありませんでした。学校には残留物が無かったし、コンディションも良くありませんでした。でもそれは美しく景色もきれいでした。だからドローンを飛ばすことにしたのです。山をもっと上がった所に別の建物が見付かって、見に行きました。また別の廃校で、予期しなかった物がたくさんあって驚きでした。このリストではこれが最後の学校になります。もし日本の廃校に興味があれば、私はこちらにそれだけを特集した記事を書いています。
11.ふみや町
ここは数年前の夜中に訪れたことがあり、グーグルマップに印を残していました。今年夕方に四国に戻り、夕暮れの光の中のこの古い村を見てきました。ふみやはまだ完全に廃村ではありません。ここにはあと一人住んでいる人がいます。その住人の話はひとつの記事に値するかも。
10.春日鉱山
ここはたくさんの初めてが詰まった興味深い廃墟です。ますみと初めて会って、廃墟上空に初めてドローンを飛ばして、廃坑のトンネル沿いに長い距離初めて歩きました。何キロにも感じました!
9. 廃旅館黒潮荘
みきは間違いなく私の最も好きな友達でありモデルのうちの一人です。私が特に好きな廃墟に行こうと提案し、そこは多くの写真家がモデルを連れて行く所でもあります。言い換えれば今回はオリジナルではないけれども、黒潮荘は写真撮影には最高の廃墟だとまたも証明したのです。
みきはいつも周りのものにのびのびと自然に合わせるんですが、その証拠がこちら。
8. 千葉の銭湯
千葉の神秘的な木を訪れた後(この記事を読んでいなければ、これは2016年の私の一番好きなハイキングです。ここを見て下さい)自分をリフレッシュする必要がありました。代わりにこの古い銭湯に出くわしたのです。雰囲気といい、色といい、素晴らしいライティングといい、小さな銭湯の退廃がぴったりでした!
7.D邸
町の中心部に位置し丘を古い塀が囲み、丘の上には森と古い西洋屋敷があります。奇妙なことにこの風景はシザーハンズのエドワードと彼の不気味な城を思い出させるのです。誰もがそれを見るけれど、決してそこに行こうとはせず、ヒソヒソ声で噂するのです。
6.みのぶ町
この廃墟は滅多に人が訪れないけれども、信じられないくらい眺めの良い廃墟です。背景には富士山があり、たくさんの思い出が詰まった古い家々と、茶畑・・・。私は日本の廃墟探索についての短編映画の撮影のため、映画スタッフとますみと一緒にそこにいました。それはNHKワールドTVで放送されました(レンズの内側のドキュメンタリーシリーズ)
5.和賀川水力発電所
この水力発電の廃墟についてはあまり語りたくありません。理由はその探索が本当に素晴らしいのと、それについての記事を書いているところだからです。これだけ言っておきましょう。忘れられない経験に必要なものは、全てここにあります。
4.ウエスタン村
ここは大変良く知られる日本の廃墟で、探索家はみんな訪れたことがあり、時に観光客が全くの偶然辿り着くこともあります。驚いたことにあまり撮影がされていなかったので、私がすることに!私、かおる、まりん、なおみと、アシスタントとして3姉妹の母親と行きました。大変明るくてモチベーションのある一団とウエスタンのシーンを作り出し、最高に楽しい一日となりました。
3.奈良ドリームランド
もうそれについては書きませんが、奈良ドリームランドはまさに日本における廃墟遊園地の代表でした。残念ながらその命は2016年に閉じられましたが。私の奈良ドリームランドの話や冒険はこちらにあります:廃墟の遊園地;廃墟のローラーコースター;夢の終わり。ティッシュのご用意を・・・
2.頭蓋骨医院
一週間にわたりこの医院の場所を突き止めようと、三角測量と他の怪しい方法で懸命に探しました。幾つか可能性のある場所を記した地図を作り、夜にアプローチしました。リストにあった最初の場所がたまたまその医院でした!明治時代の医院はいまだに完璧な状態で、その発見で朝の探索はエキサイティングなものになりました。下でははっきりしませんが、写真には頭蓋骨が隠れています。これに興味があれば、記事が二つあります:日本の廃墟の病院;小さな日本の廃墟の医院
1.魅惑の発電所
最高の都市探索場所は、リサーチや反省、謎解き、そしてもちろん少しの運を必要とするものです。私は何年か前にこのマジカルな場所の写真を見て、調べてみようとそれがいつも頭の隅にありました。そしてある日あまり人が訪れない地方であり、この種の発電所が以前いくつもあった日本北部に行ってみたのです。私が諦めようとした時、突然道の曲がったところで小さな滝の音が聞こえて、葉っぱの向こうにこの景色が見えたのです。それはまるで廃墟が私を呼んだかのようでした!とても小さくつまらない廃墟のようでも、素晴らしかったのです!たくさんの時間を費やし、冒険に様々な感情。この小さな可愛らしい場所は幸せを表しているのです。ここにいて囁き見付けてもらうのを待っているのです。
結構長くなりました。最後まで読んでくれた方はお疲れさまでした!私の最も好きな廃墟がある軍艦島も是非呼んでくださいね。
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