奈良ドリームランド‐日本で最後の忘れ去られた大きな遊園地‐は、私が2年前に訪れて以来、今もそこにあります。遊園地は取り壊される予定であったので、それは良いことなのですが、警備は今まで以上に活発になっています。たくさんのオーストラリア人やアメリカ人が最近捕まっているからです。日本人は間違いなく、この場所がとても危ないと考えています。
私は前回のあまりにもひどい写真を挽回するために、3度目の訪問を決めました。こうして、私はピロー・ポウ(滑り止め付きの靴下)を履き、いざ、ドリームランドへ・・・。

遊園地を訪れるには素晴らしい夏の日でした。ならドリームランドの正式な入り口や駐車場を訪れたことがないため、最初にそこを訪れることにしました。期待通り、何も特別な物はありませんでしたが、遊園地の案内地図の束、値段の書かれた看板、そして死ぬほど退屈そうな放置されたホテルを見つけました。
ちょっと待って。ここにいるのは我々だけではありません。犬を連れた大きな男が我々の方に向かって歩いてきます・・・警備の人でしょうか?

彼がしばらくして我々にとても近づいてきた時、その人はただ単に犬におしっこをさせる平和な散歩をしているのだと判明しました。私は彼に、この放棄された遊園地内を歩き回るのは問題かと尋ねると、彼は全く問題ないと答えました。やったね!さて、我々は今から園内に入るために全く別の場所に移動する必要があります。

そして、ついにならドリームランドの裏手に到着です。言わせてください。私は今、この場所をかなりアットホームに感じます。3度目の訪問を経て、驚き、不確かな事実、ミステリー、心配も何もありません!この素晴らしい気持と共に歩くことは本当に心地よいです。色あいでさえも以前よりも良く、幸福そうに見えます。ドリームランドのマスコットはいたる所にあり、良いムードを我々と分かち合っています。

しかし、私の再訪の本当の理由は、放棄されたジェットコースターを訪れることです!今回、私は絶対にそれによじ登って、上から写真を撮らなければなりません。私はこの少し狂った考えを実行する衝動に駆られています!よし、最も安全な所から始めることにします:それは、スクリューコースターです。
スクリューコースター (THE SCREW COASTER)
100%鉄製で錆びているけれど、しっかりとしています。キャットウォークで歩くのは簡単です。

スクリューコースターのワゴンは錆び付いていて、レールからはずすことはできないでしょう。この遊園地を再建し、再営業することができる可能性はあるでしょうか?絶対にないでしょう。では、この完全に時代遅れの遊園地に未来は何ですか?唯一の商売は、不幸な好奇心の強い人々を捕まえて、ひとり10万円の罰金を課すことだけのようです。警備員の給料と土地に対する様々な税金を払えるかも知れません。そして、もし所有者達がこの遊園地をちゃんと守りたいと思っているなら、なぜ府中軍空軍基地、あるいは横浜の根岸競馬場のような措置取らないのでしょうか?

私が焼けるほど熱いレールの上を歩くと、夏の暑さはすぐに頭の先まで伝わります。急いで、このTシャツをぬいでしまおう!ほら!上半身裸裸でいると気分は良いし、誰も私のことを非難しない。(少なくとも私はその時、このように感じました。)

ファーストクラスの感覚:朝露で少しまだ滑りやすい見捨てられたローラーコースターの錆びたレールの上を歩くこと、壮大な青い空の下、かえるの鳴き声(そして、蝉)・・・なんて特別!

この趣味を始めて3年経った今でも、私はいつも自分に都市探検なんて何の意味があるんだと問いかけます。写真のため?ジャーナリズム心で、誰もかつてみたことがない場所と廃墟となった場所を分かち合うため?大変な危険を冒さないで、インディージョーンズごっこがしたいから?ティーンエージャーが新しい内緒の彼女を作ったり、大麻を吸ったりして禁断の限界に挑戦するような感じ?それとも、我々自身に、人気ブログを作ることで何か特別なアイデンティティやプライドを与えるため?

これらの質問は、私が良い風景以外に価値のない場所を訪れた時に浮かんできます。しかし、ここでの貴重な瞬間にこれらの質問は吹っ飛んでしまいました!都市探検?それ以外に何がある?;)

ここ以外にいくつかの廃墟となった遊園地が日本にあります、しかしそれらは、小さな遊園地です。ならドリームランドに本当に匹敵する遊園地は、世界中でニューオリンズにあるシックスフラッグの廃墟くらいしかありません。
本物の見捨てられたディズニーランド
ならドリームランドの特別でエキサイティングな側面は、それが最初のディズニーランドを真似て建てられたことです。同じ名前やキャラクターを使う予定であったそうですが、様々な問題(金銭問題が一番)で遊園地は面白くないキャラクターを起用することになりました。この英国王国近衛兵がシンデレラ城の前で何をしているのでしょう?我々はエリザベス女王がすしを楽しんでいる姿を見ることができるのでしょうか?

それは明らかに、この公園は本物の安定した雰囲気が欠けているようです。ブログでは、英語でさえも、我々は最終営業年の遊園地への人々の訪問について読むことができます。遊園地は特別なキャラクター無しで、すでに閑散としていたと言っています。逆に、この遊園地は近年その栄光の頂点にあります。

正直な話、私はこの遊園地が“危険地帯”(警備員付きの)と考えられている事実をとても気に入っています。やる気のある探検家兼写真家だけがそこを訪れ楽しいひと時を過ごしています。落書きをする奴らや荒らし屋はそれを避けています。

空からの光線の炸裂が私を現実に呼び戻します。無駄話はこの辺で止めましょう。我々は木製の見捨てられたローラーコースターも探検しなければなりません。
木製コースター アスカ
それは使用禁止のアトラクションです。それほど古くはないけれど(1998年建設)、会社はこれを売却しようとして失敗しました。今となっては、解体されてどこか他の場所で組み立てられるにこと耐えるには古すぎて減衰しています。

ここの植物は生い茂っています。印象的なジェットコースター!見捨てられた関西の、ならドリームランドに関する質問と回答は、乗車距離は1キロを超えると述べています。この上を歩き回るのは至難の業になるので、最も高い場所に登ってみることにします。(高さ30メートル)

数分後、私は最高地点へのアクセスは反対方向の方が大幅に短いことに気づきました!従って、私は途中でひこちらのランプから別のランプに飛び移ることにしました。

アスカは手入れされていない割には状態は悪くありません。しかしながら、板は重いものに耐えられなくなっており、歩くのは予想以上に危険です。歩きやすい靴は絶対に必要で、高所恐怖所であった方が良いでしょう。

日本にけるもう1人の探検家、ジョン・グリストは彼のウェブサイトで、遊園地は今でも電気が通っているようだと述べています。この大きな木製のモンスターを起してワゴンが走り回るのを確認するために、このアトラクションのスイッチを入れることができるのか、とても興味があります・・・

アスカの大きな上り坂の下を歩いていると、私は木製ジェットコースターの高度な複雑さが窺えます。それは、非常にしなやかで朽ち果てた樹脂のにおいがする、本物の木の板でできた迷路、あるいはカードでできた城です。

この曲がりは、私たちにドリームランドの良い眺めを見せてくれます。しかしそれはまた、最も危険なスポットのひとつです。板は私の体重でひびが入り、私はコースターが走っていた中央部のレールの上を歩かなければなりません。真ん中はより安定していますが、均衡を維持するためにもうひとつの場所にもう一方の足を置く必要があります。最初の訪問では、私はここで止めました。

そして、危険なハイキングの後、私は再びここ立っています。ならドリームランドの上空、木製ジェットコースターの上に。入リ口(ドリームステーション)は一番左にあり、中央にはシンデレラ城につながるメイン・ストリート・USA、そしてその後ろにウォーター・パークがあります。一番奥には奈良の市街さえも見ることができ、山に囲まれ、魔法のようです!

けれど、この素晴らしいジェットコースターはどんな風に見えますか!?大きなかっこ良い乗り物を右手に備え、ここにその様子が良く伺える写真があります。あなたは上部に2つの小さなカメラがあることですら見ることができます。

もっと印象的な写真:急降下!これがコースターが降下する直前の最後の光景です。

この木製ジェットコースターの最高な所は、歩く度にゆれる揺れることです。その構造は多くの弾力性を持ちーと言うことは、あまり安定感を与えないのだけれどー確実にあなたをゾクゾクさせてくれます!

私は降りてきました。アスカの前には、もうひとつの電車の駅があります:それは実際、新幹線によく似たモノレールです。

日はどんどん沈んで行きます。そして・・・あぁ!ちょっと待って!ならドリームランドの園内地図が床の上にあります。こちらです!
それぞれのアトラクションの料金をここで見るのはとても興味深いし、あなたはまた、簡単にこれらの写真がどこで撮られたのかこの地図で見ることができます。クールな地図でしょ?

さて、夕方のならドリームランドを散策しましょう!
夕方のならドリームランド
ならドリームランドは昼間はたくさんの魅力がありますが、太陽の下では面白い写真を撮ることはいつも難しいです。しかしながら、夜はまた違った話です・・・遊園地は本当の魔法の世界に変わります。しかし、慎重にならなければなりません。シーッ!そして、この最後の部分は黙って私に着いて来てください。

“出口”に戻る途中、私は誰かが小さなミラーレス一眼カメラでアスカの写真を撮っていることに気づきました。小さな日本人の女の子です!そして、とても良い人のように見えます。もちろん、私はその少女に話しかけました。自分が上半身裸であることを忘れて。

私は少女に挨拶をして、名刺を持っているか訊ねました。(“ビジネス・カード”、廃墟を探検する人々は、他の探検家に遭遇する場合を想定して常備しているのです。)すぐさま、彼女は恐れた顔を見せ、持っていないと答えると、後ろを振り返らずに立ち去ってしまいました。台無しだ!とても残念。ともかく、新しい友達作りに大失敗して、私は遊園地を少し悲しい気持ちで去ります。

この散策と見捨てられたジェットコースターの写真集はいかがでしたか?次の遊園地訪問でまたお会いしましょう。その間、軍艦島の迷宮をまだお読みになっていないのなら、ご覧ください。
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