伊豆諸島に属するこの小さな火山島の人口はわずか7,000人。縄文時代(紀元前14,000年〜紀元前300年頃)から人が住んでいましたが、歴史的には主に失脚した武士の流刑地として知られています。

伝説によると、平安時代(794年〜1185年)、反乱を起こした武士・源為朝がクーデター失敗後、近くの伊豆大島に逃れましたが、最終的には八丈島で自害したとされています。




集落は二つの火山、八丈富士と三原山の間に位置しています。熱帯性気候が豊かな森林の発達を促しています。2月に真っ赤なアロエが咲く時期や、3月の色とりどりのフリージアと大島桜の時期が特に美しいことで知られています。
八丈富士(西山)

八丈富士(西山とも呼ばれる)は、周辺諸島で最も高い山で、斜面は854メートルに達します。この火山は1605年の最後の噴火以来、休眠状態にあります。富士山を思わせるクレーターの形から「八丈の富士」と呼ばれています。



かつては山麓からの登山に2日を要しました。しかし、七合目まで直接続く道路が建設されて以来、ルートはずっと楽になりました。この駅にはふれあい牧場があり、登山前に休憩することができます。
大里の玉石垣
大里地区には、八丈島の(時に悲劇的な)過去の遺産が多く残されています。積み上げられた石で作られた壁は諸島に特有のもので、嵐や大雨で知られるこの島に独特の景観を生み出しています。



悪天候から身を守るため、人々は丸い石の周りに6つの石を配置する「玉石垣」という組み立て技法で石垣を築きました。また、椿などの大きな葉を持つ木々も防風林として植えられました。

一説によると、石垣に使われた石は、流刑者たちが前崎ヶ浜と横間ヶ浦の海岸で集めたものだとされています。これらの石垣は、流刑地としての島の過去を物語る重要な遺産と考えられています。
南原千畳敷
八重根港の近くにある南原千畳敷は、巨大な火山性溶岩台地です。この広い黒い溶岩台地(長さ500メートル、幅100メートル)は、時間の経過とともに浸食されて岩を形成し、釣りの名所となっています。

裏見ヶ滝
裏見ヶ滝は滝の裏側を通るハイキングコースです。コースの終点(徒歩約20分)には露天風呂があり、素晴らしい景色を楽しむことができます。




みはらしの湯、末吉温泉
みはらしの湯は太平洋を望む温泉スパで、絶景を楽しめます。

名古展望台
この展望台は高さ180メートルの断崖の頂上にあります。秋にこの橋から見る月は「八丈八景」の一つに数えられています。




