瀬戸内海に面した港町・尾道は、寺院、坂道、文化、そして…猫で知られています。広島県の重要な観光拠点であり、有名な「しまなみ海道」の起点でもあります。

尾道は12世紀から港を通じた国際貿易により発展しました。中国への米輸出の中心地として、この地域は豊かになり拡大していきました。






この街の最も印象的な特徴は、斜面に建てられていること。この「坂の町」の曲がりくねった路地や階段は、本物の絵のような魅力を持っています。頂上まで登れば素晴らしい景色が待っています。

古寺めぐり
この街には現在も25の寺院が残っており、「瀬戸内の小京都」という愛称で呼ばれています。尾道市街の狭く急な路地を通る2.5kmの「古寺めぐりコース」がこれらの寺院を結んでいます。








尾道の寺院の中で最も有名なのは千光寺。四季折々の花の美しさで知られ、「文学のこみち」の起点にもなっています。
文学のこみちと映画の街
尾道は志賀直哉、林芙美子、高橋源一郎など、多くの著名な作家を迎え入れてきました。「文学のこみち」は、彼らの作品からの引用が刻まれた24の石碑で、この文化的遺産を称えています。







急な坂道の独特なシルエットは、多くの映画監督も魅了してきました。この地を舞台にした映画やアニメが数多く制作されています。最も有名なのは、1953年に小津安二郎監督が撮影した『東京物語』。新藤兼人監督は1960年に『裸の島』など2作品を尾道で撮影しました。そして大林宣彦監督は1980年代に9本以上の映画を撮影。最近では、テレビアニメ『かみちゅ!』がこの港町の各所からインスピレーションを得ています。





猫の細道
猫は尾道の本当の主役です。街中いたるところで見かけ、訪問者を温かく迎えてくれます。千光寺近くの「猫の細道」と呼ばれる路地は、猫たちのために特別に捧げられた場所です。


しまなみ海道
しまなみ海道は、日本で最も有名で壮観なサイクリングルートの一つです。自転車(または船)で瀬戸内海の島々を渡ることができます。



尾道は出発地の一つであり、毎年多くの観光客を迎えています。70kmのルートは6つの島を巡り、湾沿いの夢のような景色を堪能できます。