ベルギーのあまり世に知られていない廃墟の旅を続けることにしよう。まずはじめの行き先はグラメール城だ。
これは1920年代のとても美しいヴィラなんだ、でも解体されるみたいだ: LIDLというスーパーがそれに変わるらしい。階段上かの眺めはみとれちゃうよ、本当に素晴らしいんだ。
この廃墟となったベルギーの邸宅は、一見空っぽのようだ、日本の廃墟とはそこが違うね. それじゃ、違う場所(ラトリエ・デコー)を覗いてみよう、お宝がザックザックあると思われているだろうけど、まったくそれとは正反対のことを証明するためにね。
幽霊が出そうなこの佇まい!この邸宅はまるで植物園のど真ん中に建てられたかのよう。
この邸宅はけっこうシンプルにできているけれどロビーはとても特徴あるんだ : それはまるで沢山の窓のついた洞窟みたいで、窓からは木々の葉がザワザワとしてるのが見える。ロビーの真ん中の床には奇妙なモザイクもある。でも一番興味を引くのは家の隣にあるアトリエだ。
絵の具、彫刻などほとんどすべてのものが揃ってる、庭のデコレーションさえもあるんだ。ここは本当にワクワクする場所だよ、なぜなら暗くて陰気なこの場所をぱっと明るく変えてくれるとても美しい色や風変わりなものが見れるから。
通り道にあるDGホテルへ立ち寄ってみる。屋根が半壊している沢山の空っぽの部屋があって、それらの場所は僕達の遊び場になるけれど写真を撮るにはあまり興味を惹かれない。
次の行き先はベルギーで最も有名な都市邸宅の廃墟のひとつだ、しかしながらその場所はあまり知られていない。現在の管理主はその土地をペイント・ボールをするために頻繁に利用しているから(僕等の初めての訪問はそれが理由で失敗したんだ)、気をつけたほうがいい。
一階はヴェルサイユ宮殿を似せた場所を訪問しているかのような印象を受ける。しかしながら、上の階にある部屋はそれに比べるとそんなに特徴はないな。
このお城の図書室にはちゃんと本が何冊か残っていて、その殆どは綺麗に整頓されているんだ。この国はそんなにこそ泥が多くないんだな、きっと・・・。フランスではすべてが略奪されて何もなくなっちゃったというのに!
もうひとつの個性的な場所はグラン・フェラン城だ。古びたレストランのメニューはワインだらけで、今でもまだ沢山のワインボトル、テーブルや椅子が残っている。メニューは開いていて、すべて綺麗に配列されている。いつでも出せる状態だ。
お城巡りの締めくくりは、アモン・レ城だ、ここのエントランスホールはエジプトの絵画で埋め尽くされている。ここでは、ろうそくを灯すのが必須だ:家主がこの場所のすべての窓を固く閉ざし、しっかりバリケードを張ることに留意してるんだ。
よし場所を変えよう、今度は精神病院へ向かおう!夕暮れ時に行くのがおすすめだ!
不気味な雰囲気がこの土地には漂っている。ここを占領している者たちの叫び声が聞こえてくるような気がしてならない。
不気味な光が差し込む娯楽部屋の真ん中には、床に転がった人形のようなものがある。ってことは子供の患者もここにいたってことか?あるいはこの人形はお年寄りたちの付き添いだったのか?
精神病院を去って、ベルギーの田舎の生気のある空気を吸いに行こう…そしてこの廃墟となってひっそり静まりかえったアグヌス・ディという小さな教会を楽しむことにしよう。
この教会がまだ使用されてたときにけっこう大きな火事があったに違いない。教会の入り口は火事により完全に焼失してしまってる。
これがベルギーで今回取材してきたすべてだよ!フランスに戻って、飛行機に乗る前にパリを数時間堪能し、それから東京に戻るんだ。
バケーションは終了!今からこれらの記事を日本でまとめて発表だ、じゃあ、またね:)
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