朝早く起きて、茨城県へ出発。現地で車を借り、友人のサトシと廃墟を見て回ります。今日のリストには廃墟がたくさんありますが、ここでは特に印象に残った二つだけを紹介します。ひとつ目は、結婚式のための、いわば偽物の教会です。



日本のカップルたちがここで結婚するために列をつくっていた光景が、簡単に想像できます。





平安結婚式場を後にして、水戸市へ向かう道を進みます。


道中、見事に廃墟になったパチンコ店が二軒。パチンコとは日本式のカジノのようなもので、騒がしいピンボールのような機械が並んでいます。ひとつ目はまったく入り込めませんでしたが、ふたつ目は完全に開いていました。







さらに三つの廃墟へ向かいましたが、サトシにとっては安心して歩き回るのがどうにも難しいようでした。そこで焦らずのんびりと、田舎の空気を楽しむことにしました。この辺りにはフランス人の友人とまた来るつもりです。そのほうが気楽でしょうから(笑)。

人の通らない道を外れて廃墟を追いかけるのは、本当に楽しいものです。こうした見捨てられた場所の歴史を知っていることもあれば、想像するしかないこともありますが、どちらにしても興味は尽きません。写真の面から見ても、学び、腕を磨き、観光ガイドとは違う感覚を味わいながら味のある一枚を撮る、またとない機会です。毎日目にしている東京とその周辺から離れられる、文字どおり「新鮮な空気」でした。