海外で、山口県自体はあまり知られていません。東京、大阪、福岡の方が有名でしょう。ですが、山口県にある元乃隅神社(旧名は、元ノ隅稲成神社)は、今や外国人にとってホットスポットです。
ここへは、両親と一緒に日の入りを見にいきました。それほど人はいないだろうと思っていたら大間違い。狭い駐車場の入り口には順番待ちのために30もの車の列が!これはこれは非常事態。急いで入り口1kmほど離れた場所に停めてまた神社へ戻りました。さあ、日の入りを見るぞ!
これぞ見たかった鳥居の光景!123基の鳥居は、まるで優雅に蛇行しているかのようです。両親も私も、うっとり。魅了されました。美しい海、燃えるような朱色の鳥居、雲ひとつない空。そして、喜びのあまりに踊る我が父65歳。
踊りの是非はともかく、この澄み切った雰囲気は特別ではないですか?
それもそのはず。この鳥居の歴史はまだ浅く、創建は1955年です。若い!
創建は地元の網元の夢枕に白狐が立ち「吾をこの地に鎮祭せよ。」との御告げがあったことに由来します。御告げでは、鳥居を123基建てよとは言われませんでした。
この123基の鳥居は、1987年から1997という10年の歳月をかけて建てれらたそうです。しかも一人の男性によって(奉納した方の人数ではありません)。大変な苦労があったことでしょう。もちろん徒労ではありませんでした。だって、ほら!
見事としか言いようがないですね!
ただ私は自然と鳥居だけの光景を写真に収めたかったので、観光客の人全てが鹿か、無理なら狐の姿だったら良いなぁと思っていました。ああ、魔法が使えたら良いなぁ。
もちろん、ただ眺めるために鳥居を訪れるなんて勿体無いですよね?夢を叶えるために、やらなくてはならないことは唯一つ。鳥居に備え付けられた小さな賽銭箱にお金を収めること!賽銭箱の回収も大変でしょうね。
結局、日の入りは見ずに次のスポットへ行きました。それにしても、ここからの眺めは本当に素晴らしい!日の入りの写真を本当に撮りたかったです。日の入りの頃はまた、違った美しさを見せてくれるでしょう。
両親との旅は、今日が初日です。お互いにとって、忘れられない旅となるでしょう!
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