桜にはもううんざり?むしろ青の防水シートを地面に引いて草を覆い、その上に弁当やビールを持ち込んだ武装した野蛮人達の集う花見にうんざりと言うべきかな?泥酔状態に陥った人々により桜の本質的な美しさをめちゃめちゃにされ、鮮度は失われぐちゃぐちゃになった寿司に覆われた悲しい桜をみるのがね。そういうの、やったことある?
伝統的に、花見は花の美しさと春の訪れを楽しむために行われるものである。それではなぜ、飲んで暴れるドンチャン騒ぎにかわってしまったのか?しかしそうはいうもののついつい自分も素晴らしいヴォッカマラバル(君たちもきっと気に入ってくれるはず!)—を溢れるくらい入ったボトルをリュックに詰めて仮装舞踏会に加わってしまうんだよね。いずれにしても、今年僕の願いは街の通りを闊歩し、独自の方法で花見を楽しむ機会を得ることだ。神様、貴方がわたしのガイドです。
桜前線は今年とても早く到着し(例年より2週間も早く)、我々を不意打ちにしたのである。その上、天気さえも甘くはなかった:桜の咲いている殆どの間、雨、台風、もしくはただ単に曇り空で台無しになった。それこそ写真を撮るよりもビールに一刀を加えたいくらいだったよ。というわけで僕は晴れた日に休暇を取ることをためらわなかったんだ。
天気のいい日に、僕は中野、西早稲田そして神楽坂界隈を1人で桜を見に出かけた。写真を撮るような風景で無い場所でもそこに何かしらの喜びはあるものだ、それは否定できない!嗚呼、日没さえなければなぁ。僕は歩きながら自分の長くなった影を探しているような気がした。
僕は予定したルート通りではなく気の赴くままあちらこちらを歩いている。満開の桜が僕の行き先を決めているんだ。でも僕がいくあちらこちらにはいつもいくつかのチェックポイントのアイディアがあるんだ。僕は時々グーグルマップを見るためにiPhoneを持って出かける。近くに小川や小さなローカルな公園がないかどうか調べるためにね。日本にはそういった場所が沢山あるんだ。
このもの静かな猫は、まるで道の曲がり角のミラーに映った僕の謙虚な影みたいなもんだ。彼がDSLRと冷えたボスの缶コーヒーを首周りに下げていたら猫になった僕の分身として完璧だったんだけどな。それじゃまたね、雄猫君。
桜のある風景は、僕等と同様にその街までも完全に変えてしまう。普段行く場所、行かない場所ってあるけれど(桜があると)普段は無視してしまうような方向に行ってしまう。なんて楽しいんだ!お寺さえもその佇まいを変えてしまうんだよね。
花に連動して、もちろん人々も喜びに満ちるんだよ。それはまるですべての住人が完全にみんな幸せの中を生きてるみたいにね。
バラ色の人生、でも(その色は)ひとつじゃない・・・
“大きな公園” それとも”小路” ?
この貴重な時間、僕はみんなに尋ねたかった:この次の冒険に君達も加わらないかい?とね。もちろん、歩きながらビールも飲めるし、ラーメン屋さんで一息ついてもいいし、もしくはその辺のベンチでさくっとお弁当を食べてもいい…こういうの、代々木とか新宿御苑あるいは上野みたいにものすごく込んでるところよりはるかに心地いいだろう?
川沿い
東京での桜巡りの最中、僕は小さくてでもとっても美しい花を見つけた。その花は1km、もしくは3km(本当のところはどのくらいの距離かわからない)くらい続いていた:中目黒の川沿い散歩をしている時だ。そこは沢山の人がいて驚いた。だから本当の自然の美しさが見れるのはもうちょっと後かも。
目を見開いてて
最終的には、毎日なにかしらのこういった活動に精を出し続けていればけっこう簡単に桜を楽しむことができるもんだ。平和な匂いのする桜はあちらこちらにある、一般的には目のつくところに植えられているので、近くにあったら見に行ってみよう。そう、この幸せは無料だ、むむむ、それこそが桜の存在価値なんだ。
この上の写真は富士急ハイランドの桜だよ。日本で最も人気のあるジェットコースターのすべてがある場所だ。僕は「ええじゃないか」(それは「フジヤマ」と同様僕のお気に入りのジェットコースターになった)に乗りに一度だけ行った事がある、この写真はその時に撮ったものだよ。下の写真は、俳優達のレジデンスでもあり、もちろん幸運にもちょうど目の前に桜が臨めるんだ。
もちろんいつもの日常の通りにだって桜はあるんだ。これはもう葉桜になってるけどね。この桜の木はあと2,3日もすれば他の木々と同様に緑の葉をつけた木になるんだよ。
Et tout le long des courants d’air on voit des amoureux qui savent encore changer leurs nerfs en un bouquet délicieux…
美しいものの話題の締めくくりになるけど、僕達は今天国みたいな場所にいるよ。ここは究極の素晴らしい日没を見てもらう為に僕の友人達を連れてきた場所なんだ。でもダイヤモンド-富士(この名前は日食以外に特に意味はないんだけど)が見れるとは予測していなかった;太陽はまさに富士山の頂上の向こうに沈んでいった。そりゃ驚いたよ、本当に忘れられない思い出になった:)
Facebookのトトロタイムズに「いいね!」押してくれてるみんな、ありがとう。今後、トトロタイムズの次の記事をなんにしようかと検討しているよ。まだFacebook上でいいね押してない人がいたら、今がその時だ。繰り返しになるけれど本当にありがとう!^^
そして、日本に関するすばらしいコンテンツをもっと見るには、Jordy Meow をインスタグラムでフォローしてください! 🎵
素晴らしい写真、いつものように!