大台ヶ原、奈良と三重のあいだの静かなハイキング
奈良と三重にまたがる吉野熊野国立公園の高原・大台ヶ原。日出ヶ岳1695m、木道のやさしい周回コース、大蛇嵓のスリリングな崖、伊勢湾台風で枯れた立ち枯れの森 — 静かな自然のショット。
平泉寺、フル・モス・ジャケット
福井の山中、苔に飲み込まれた平泉寺白山神社。717年創建、かつては数千の僧と無数の堂宇を擁する一大宗教都市。今は静寂と苔だけが残る、緑の海に浮かぶ祠を歩く。
二ツ森、鬼と緑のショット
青森と秋田の境にひっそりと立つ標高1086mの二ツ森。世界遺産・白神山地のブナの原生林、鬼の伝説、小野小町の物語、そして山頂からの絶景パノラマ — 短いけれど中身の濃い登山。
直島、ほどよくサイケな島で
瀬戸内海に浮かぶアート島・直島。草間彌生のかぼちゃ、安藤忠雄の地中美術館、家プロジェクト、路地に潜むアート、自由気ままな猫たち — 計画より、漂流が似合う島。
石塚、屋久島の忘れられた集落
屋久島の地図からはほぼ消えた石塚集落。20世紀に屋久杉を伐り出した山の中の小さな町は、今は森に飲み込まれている。錆びたレールと苔の生す石垣を辿り、消えた村のあとを歩く。
扇棚田、田んぼに広がる無限
熊本県阿蘇、産山村の標高820mに広がる扇棚田。16枚の棚田、三本の杉、しゃもじを掲げる地蔵 — 水鏡と霧が織りなす、九州の山あいの小さな宇宙。
近江八幡、儀式と水路のあいだで
琵琶湖のほとり、京都から1時間。商家の路地、神社、夏越の祓の茅の輪、八幡堀の屋形船 — 時が止まった近江八幡を歩く。
宮古島、島のカクテル
海面すれすれの橋、子どもたちの制服、ユーモア過剰なシーサー…。フィルターは画面ではなく、空にある島。ビーチ、コンクリート、暑さ、歌 — 機内モードで味わう宮古島。
網走監獄、脱獄しないための手引き
19世紀末、囚人たちは網走で自らの監獄を建て、鎖と雪で北海道を切り開いた。脱獄王・白鳥由栄、囚人が育てる和牛A5、ゴールデンカムイ — 網走監獄博物館を訪ねる。