日本人は黒部ダムを語るときはいつも歯を食い縛ってしまうんだ。それには理由がちゃんとある!そんなに昔のことじゃない、ダム建設中に171人もの死者を出し“世紀の事故”として知られているからなんだ。1968年にそれを再現した黒部の太陽という映画もある。
事故で有名な黒部ダム4(ここのテーマ)は、そのお隣にある黒部ダム3の約2倍はある。あと忘れてはならないのはここは自然災害の犠牲者としてカウントされた3万人もの自殺者がいるんだ、この国は無駄な死がとっても多いんだ。
そうはいっても、黒部ダムは日本の大成功としてみなされている。大きいというだけじゃなくて、すばらしい人工湖もあるんだ。ちょうど真ん中に見える有名な日本アルプスは近々訪れてレポートしたいと思ってるよ!
黒部ダムに行くためのアクセス方法はひとつしかない。つまり、日本で唯一のトロリーバスに乗っていくんだ、あれだけの死者を出した恐ろしいトンネルを通り抜けてね。!20分以内で、到着するよ。
ダム建設の技術的要素に興味があったらこのPDFを読んでみてね、ダム建設に関わったエンジニアによって書かれたものだよ。ダムの上からは、下を流れる川から110メートルの高さ、一秒に10トンもの水が放出される様子が見える!黒部ダム4の電力発電量は、一年に100万キロワットだ。
もうひとつ、見逃しちゃいけないのが、向こう側の山に掛かる滝から出る虹だ。時にはダブルの虹がかかるんだ!このダムの美しさは、水の激しく流れ出る音とその反対側の静寂の調和にある。
もしもうちょっと夢見心地でいられる時間があったら、遊覧船ツアーに参加するといいよ・・・もちろん日本でもっとも標高の高いクルーズだ!さあ、これで完璧な観光娯楽をのためのすべての要素が揃ったね、それでこの旅は成功といえるだろう!毎年この風景の写真を撮りに100万人の訪問者が訪れるんだよ。
1950年代に建設されたにも関わらず黒部ダム4はいまでも技術的にとても優れているとみなされている。発電機は、洞窟の中の多くの雪崩から保護するために深いところに埋められていて、環境にも配慮されている(少なくともこう言える)。古い写真がサイトで紹介されていて、巨大な機械エンジンを見ることができる。
虹の反対側には、年代ものの廃墟っぽい建造物がある。その多くが、建設中あるいは建設後に廃墟化されたと見られる。でも三峡ダム建設中に強制移動させられた124万人もの中国人のことを考えたら黒部ダムのそれはまったくちっぽけなことさ。
美しさにも関わらず、このダム(他のダムと同様に)は環境に対する不安もしばしば提起される。ここの問題懸念は一般的に大量の水が川に放出されることである。でも僕達は論戦を提供する立場ではないから、ここを散歩して楽しい時間を過ごした。さあ、次はわさび栽培を見に行くよ!
そして、日本に関するすばらしいコンテンツをもっと見るには、Jordy Meow をインスタグラムでフォローしてください! 🎵
5